ONE ダイニング

出会った瞬間から心惹かれ、見てふれて納得するものを目指すという、デザイナー倉本仁氏と開発した丸テーブルです。見るからに頼もしく包容力のあるデザインは、多様な椅子と合わせやすく、ホームユースからコントラクトまで幅広いシーンで静かな存在感を湛えます。厚さ34mmの北海道産ナラ材の天板と、それを中央でしっかりと支える柱状の一本脚は、色違いで塗り分けることも可能。愛らしさを醸す脚先の丸みは、椅子に腰掛けたときつま先があたりにくい効果も。

倉本 仁

1976年兵庫県生まれ。1999年金沢美術工芸大学工業デザイン専攻卒業。国内大手家電メーカーに工業デザイナーとして勤務した後、2008年に東京目黒に『JINKURAMOTO STUDIO』を開設。プロジェクトのコンセプトやストーリーを明快な造形表現で伝えるアプローチで家具、家電製品、アイウェアから自動車まで多彩なジャンルのデザイン開発に携わり、国内外の様々なクライアントにデザインを提供している。素材や材料を直に触りながら、機能や構造の試行錯誤を繰り返す実践的な開発プロセスを重視し、プロトタイピングが行われている自身の”スタジオ”は常にインスピレーションと発見に溢れている。 iF Design Award、グッドデザイン賞、Red Dot Design Awardなど受賞多数。2015~グッドデザイン賞審査委員(2018年を除く)。

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