タブ

無垢の厚い座と、細いパイプ使いのコントラストがユニークなスツール。スチールパイプの脚がそのままライトになり、小型のLEDによって十分な明るさを確保しています。北海道タモの集成材を使ったたっぷりとした座は、掛け心地を考え表面を三次元に削り出す一方、周囲のエッジを立てることでライトが床にシャープなシルエットを投影。美術館やギャラリー、ホテルのロビーなどで、そこに集う人々とともに美しいシーンを創出します。

石橋 忠人

1970年千葉県生まれ。中学生まで札幌の藻岩山の麓で過ごす。1995年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。国内電機メーカーにて8年のインハウスデザイナーの経験を積んだ後にビジネスコンサルティング会社にてクリエイティブ業務を担当。インハウスデザイナーで培ったデザインスキルとマスプロダクションへの造詣、ビジネスコンサルティング会社で得たビジネスの知見をもって2005年に有限会社アイディーエルを設立。国内外の家電、情報通信機器、家具などのデザイン開発やコンサルティング業務に携わっている。クライアント企業の想いや、ユーザーの使い心地に丁寧に寄り添い、合理的な構造や素材選定で簡潔なデザインを導く事を信条としている。 iF Deign Award、グッドデザイン賞など受賞多数。2010年、2011年 経済産業省デザイナー海外派遣事業選抜デザイナー。2016年~法政大学デザイン工学部非常勤講師

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