ずっと使うしあわせ物語 #01

2014.04.12

買って、使って、古くなったら捨てて、新しいものを買う。誰もがそうして、いままで暮らしてきたけれど。
古くなったら直して、また使うほうがもっとしあわせ。
そこには、たくさんの時間や愛着を毎日呼吸してきたものにしかない心地よさが、あると思うのです。

北海道・旭川の森のそばでカンディハウスがつくるのは、そんな、「ずっと使うしあわせ」を届けられる家具。
ですからどうぞ、少し時間をかけても心から好きと思えるものを手にしてください。
古びてきたら、私たちが手入れをします。行き場がなくなればお預かりすることもできます。
こうして使い手との気持ちのよい関係が続いていくことが、私たちつくり手の願いなのです。

地面に落下したどんぐりが芽を出し、
大木になるのは実に百万個に一個の確率だそうです。
湿度と温度、酸素と太陽も十分に。
もちろん、リスに見つからない幸運も必要です。

小さな木は頑張ります。
早く大きくならないと、森の競争に勝てません。
樹木たちは光を求めてわれ先にと枝を伸ばし、
葉を広げ、空を隠してしまうからです。

木は樹皮のすぐ下の細胞だけが生きていて、
2、3カ月で次々と寿命を終えて硬くなり、
幹を支えます。
その仕事の跡が「年輪」。
中には成長が遅く、年輪が1㎜に満たないものも。

そうしてゆっくりゆっくり、
50年も100年もかかって大きくなった木を、
私たちはを伐り倒して家具にするのです。
無駄にできないのは当然で、気持ちが引き締まります。

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