藤本壮介氏が描くメタバース空間「Hokkaido Rock House」公開
カンディハウスは、このたび、建築家の藤本壮介氏と取り組んだメタバース空間「Hokkaido Rock House(ホッカイドウ ロック ハウス)」を公開いたします。
「Hokkaido Rock House」とは、藤本氏が自由な発想で思い描く建築を仮想空間としてバーチャル上で再現し、カンディハウスの木製家具を3Dで配置したコンテンツです。舞台は、旭川を一望できる大雪山連峰のコンドミニアム。バーチャル上ならではのダイナミックな建築が誕生しました。北海道の雄大な自然空間の中で、心地よく過ごす疑似体験をお楽しみください。
四季折々の景色が見る人を迎える「Hokkaido Rock House」は、メイン棟となる「ROCK HOUSE(ロックハウス)」と別棟の長期滞在型コンドミニアムからなる設計です。「ROCK HOUSE」は、自然と融合し岩や木・水などをダイナミックに取り入れた建築空間に、レセプションやラウンジ、レストランなどが構成されています。コンドミニアムは、各部屋ガラス張りのプール越しに北海道の自然を一望できる設計で、「LINEAR HOUSE(リニアハウス)」「DOUBLE HEIGHT HOUSE(ダブルハイトハウス)」という2つのコンセプトを持つ部屋を、バーチャル上で回遊しながらご覧いただけます。
建築コンセプト
カンディハウスの本拠地であり、また僕自身が生まれ育った北海道の自然にインスピレーションを受けて、自然と人工物が美しく響き合うような建築を構想した。それは原初の世界のようでもあり、同時にどこか、未来を感じさせる風景でもある。洞窟の力強さに、軽やかさと繊細さが響き合い、そこにカンディハウスの木製家具のエレガントな姿が調和する。ときに対峙しときに一体となりながら共に生きる、そんな自然と我々との関係性を象徴するような建物ができたと思う。

(c) David Vintiner
Sou Fujimoto / 藤本 壮介
1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。国内では、2019年、津田塾大学小平キャンパスマスタープラン策定業務のマスターアーキテクトに選定、2020年、2025日本国際博覧会の協会事務局会場デザインプロデューサーに就任。2021年には大分空港海上アクセス旅客ターミナル建設工事基本・実施設計業務最優秀者、また飛騨高山大学(仮称)本校キャンパスの設計者に選定される。
主な作品に、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013 (2013年)、House NA (2011年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館 (2010年)、House N (2008年) などがある。
360°のパノラマと
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