家具選びのポイント

環境にやさしい
無垢テーブルの特長と使い方

持続可能な社会の実現に注目が集まる今、日常生活においても「環境」について考える機会がこれまで以上に増えたのではないでしょうか。家庭であれば節電や節水、買い物であればエコバッグの持参など。では、家具選びはどうでしょうか。再生可能な資源である木材を材料としていることに加え、それが長く使える「無垢材」であると、なお環境にやさしいと私たちは考えます。そこで今回は、天板に無垢材を使用した「無垢テーブル」の魅力についてご紹介。無垢テーブルによくある「お手入れが大変そう」というお悩みについても、詳しくご説明いたします。

無垢テーブルの特長

無垢テーブルとは?

無垢テーブルとは、天板に無垢材を使用したテーブルのことを言います。「混じりけがなく、純粋であること」を意味する「無垢」という言葉が示すように、「木」そのものであることを意味します。森で育った木を切って、削って、形を整える。より自然に近い形を保ったダイニングテーブルと言えます。
ちなみに「無垢」は英語で表現すると「ソリッド」。時々耳にする「ソリッドテーブル」とは無垢テーブルのことを意味します。

一体何が良いの?無垢テーブルのメリット

部屋の中で大きな面積を占めるダイニングテーブルに、木そのものを使用している無垢テーブルを使うということは、暮らしの中で自然に触れる機会が多くなるということ。どっしりとした存在感は物理的な安定感をもたらし、唯一無二の個性的な木目が癒やしを与えてくれるのも大きな特長です。また、「経年変化」と表現されるように、使うたびに味わい深くなっていくのも無垢テーブルの魅力です。人工的な素材を使用した場合は、年月の経過とともに部材の「劣化」が目立ちますが、木の場合は使い込むほどに色が変化し艶が出て、美しくエイジングしていく魅力があります。天板に付いた傷も味わい深く変化し、場合により自分できれいに修理できるというメリットも。

自然素材そのものだからこその注意点

生きている木をそのまま家具に使うことの注意点もあります。木はテーブルに加工された後でも、その時の湿度に応じて空気に含まれる水分を吸ったり吐いたり呼吸をしているため、天板にヒビが入ったり反ったりといったケースがあります。それを防ぐために、年に数回オイルを塗って乾燥から守ることも必要です(オイル塗装の場合)。また、大きな無垢天板となると一本の木から取れる量が限られるため、どうしても高価になりがち。また、特長である「どっしりとした存在感」は安定感をもたらす一方、大きさや重たさがあるのも事実です。

無垢テーブルの塗装仕上げ

オイル塗装とウレタン塗装の違い

カンディハウスの無垢テーブル仕上げは、オイル塗装もしくはウレタン塗装からお選びいただけます。用途に応じてお選びいただけますが、より無垢テーブルの魅力を感じたい方にはオイル塗装がおすすめです。

【オイル塗装】
天然油脂を木材表面に浸透させ、しっとりとした感触に仕上がるのがオイル塗装。表面が塗料でコーティングされないため自然に近い風合いが得られる一方、乾燥から守るために定期的にご自宅でのオイルメンテナンスが必要となります。

【ウレタン塗装】
表面をウレタン樹脂でコーティングするため、水や汚れに強いのがウレタン塗装。透明感も損なうことなく、天然木の味わいが生かされた仕上がりとなります。日常的なメンテナンスを必要とせず、オイル塗装に比べ傷や輪染みにも強い一方、万一付いてしまった場合は、ご自宅での対処が難しくなります。

無垢テーブルの種類

無垢材接ぎ合わせと一枚板

カンディハウスの無垢テーブルは、いわゆる一枚板ではなく、無垢材を接ぎ合わせたものを天板としています。3枚以上の無垢材を不規則に並べて接ぎ合わせたランダムマッチ天板は、同じ木目が並ばないので個性的な表情となり、その合わせ方に職人のセンスと技術が要求されます。幅広の材料が必要とされる一枚板に比べ細い木からも材料をとることができ、一枚板に近い表情を楽しむことができます。また、2枚の無垢材を本を開いたように並べて接合するブックマッチ天板は、左右対称に現れた美しい木目が最大の特長。一枚板ほどではないにしろ幅広の材料が必要とされるブックマッチは、樹齢の長い木からしか材をとることができない貴重なテーブルと言えます。


コレント(複数枚接ぎ)

SPテーブル(複数枚・横接ぎ)

一本技(2枚接ぎ・ブックマッチ)

無垢テーブルのお手入れと修理

難しく考えなくて大丈夫!日常のお手入れは通常テーブルと同様に

無垢テーブル購入の際に最も悩むのが「お手入れ」ではないでしょうか。「水拭きは絶対にダメ」「こまめにオイルを塗らなくてはいけない」そんなイメージはありませんか。ですが、基本的には普通のテーブルと変わりません。食事の後や汚れがある際は固く絞った布巾で水拭きし、必要に応じて乾拭きしてください。

年に一度のオイルメンテナンスは手をかける時間も楽しんで

時間が経過するごとに表面が乾燥し放っておくとひび割れや反りに繋がるため、オイル塗装の家具にオイルメンテナンスは必要な作業となります。それが大変なイメージに繋がっていると思いますが、「1年に一度」であればどうでしょうか。サイズにもよりますが、やすりをかけてオイルを塗る工程は一時間もあれば十分可能(乾燥させる時間が別途必要です)。きれいに磨かれてオイルが塗られた天板はすべすべで思わず撫でてしまう心地よさ。難しい作業ではないので、あまり気負わず気軽に取り組んでみてはいかがでしょうか。「道具のお手入れをする」という時間そのものが、暮らしを豊かにしてくれます。

無頓着な方にこそおすすめ!傷や輪染みは自宅で修復可能

輪染みが付いても、さっとやすりをかければキレイに消すことができるのがオイル塗装仕上げ無垢テーブルの良いところ。傷やへこみのメンテナンスも同じように対処できます。日々の食事はもちろん、お子さまの勉強や在宅ワークなど、以前にも増して使用頻度が高まるダイニングテーブル。いくら大事に使っていても、うっかり重いものを落としたり勢い良くモノをぶつけてしまうこともあると思います。そんな時に自分で直せるのが無垢テーブル。直さずとも、年月とともに味わい深くなる傷を楽しむこともできます。修理しながら長く使うということは、環境配慮の点からも優れています。「自分はズボラだから無垢テーブルは向いていない」そう思う方こそ、使ってみませんか。

突板テーブルとは?無垢テーブルとの違い

天板が木そのものでできている無垢テーブルは、木製テーブルの中の一部。それ以外は「突板テーブル」と呼ばれ、一般的に多く普及しているのもこちらです。突板テーブルとは、木を薄くスライスしたシート(突板)を表面に貼り、その下の材料(芯材)はテーブルにより様々。カンディハウスの場合は、合板(薄くスライスした板を木目が交互に直交するように重ねたもの)を芯材としています。突板テーブルは基本的にウレタン塗装となります。

無垢材を0.2〜0.6mmくらいに薄くスライスしたものが突板。
突板テーブル。一見無垢材のようですが、木口(天板側面)を見ると違いがわかります。
無垢テーブルは天板の木目がそのまま木口へ繋がっています。

見た目はほぼ無垢テーブルと変わらず、加えて無垢テーブルに比べ軽いことや、割れや反りが生じないのが大きなメリット。価格も無垢テーブルと比べると比較的安価です。その一方、天板に傷やシミが付いたときのメンテナンスができないというデメリットも。天板に貼られた突板は薄いため、深い傷がつくと芯材が表に見えてしまいます。やすりをかけて削ることもできないため、そのまま使い続けるか、費用をかけて天板を交換することになってしまいます。工場での塗装修理である程度傷は目立たなくなりますが、完全に修復することは難しいでしょう。

【まとめ】ひとつのものを使い続けるということ

テーブル選びの軸は、好みや住まい環境など人によって様々。「定期的に転勤があるから重くて大きなテーブルは必要ない」、「自分の好みがしっかりと決まっていないから一生モノのテーブルを買うのはまだ早い」と思っている人もいるかもしれません。そんな中「無垢テーブルを使ってみたい」と思った人は、じっくり暮らしと向き合う準備がはじまった人なのだと思います。今後の使用に不安を感じることもあるかもしれませんが、どんな使い方をしてもどっしりと受け止めてくれる度量の深さが無垢テーブルにはあるので、上手く暮らしに馴染んでくれるはずです。ひとつのものを長く愛着を持って使い続けることの豊かさを感じながら暮らしていきませんか。

ひとつのものを直しながら使い続けることをストーリー仕立てに表現した「ずっと使うしあわせ物語」もぜひご覧ください。

Solid Wood Table Fair ― 無垢テーブルに“集う”豊かな暮らし ―
2/26 sat → 3/21 mon 事前予約制

無垢材の天板には天然素材の一枚一枚異なる個性ある表情と、触れて感じる上質な風合いが漂います。無垢材ならではの豊かさとともに、暮らし方に合わせた心地よいライフスタイルをご提案します。また、イベント限定のご成約特典をご用意し、レストア(修理・張替)キャンペーンも併催いたします。
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