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カンディハウスジャーナル:COLUMN

FAQ

「国際家具デザインコンペティション旭川2011(IFDA)」の応募作から、フォールディングチェアーを製品化しました。

FAQ

「FAQ」は吉田智史さんのアアルト大学の卒業制作としてつくられました。「僕のパイプ椅子の記憶は、プロレスラーが相手を殴る場面(笑)。木でつくれば大切にしてくれると思いました」。


卒業制作としてつくられた3脚。学芸員が一般目線で展示作品を選ぶという卒業制作展で、家具科から1点だけ選ばれノルウェーに巡回したそう。

吉田さんのユーザー像は「扱いやすいのでお年を召した方同士のダイニングなどにおすすめ。若い世代にも気軽に使ってほしい」。
吉田さんのユーザー像は「扱いやすいのでお年を召した方同士のダイニングなどにおすすめ。若い世代にも気軽に使ってほしい」。

もうひとつの「典型」に着目。
 「時代と世代を超え、世界で使い続けられる家具はたくさんある。その一方で、廉価で短命な家具もまた、ひとつの典型として広く認知され人々の生活を支えている。そこに存在する価値は同等なのではないかと僕は考えたんです」。選んだモチーフは、私たちがどこででも目にするいわゆる「パイプ椅子」。それを「木製にしてみたら─」それがデザイナーの吉田智史さんが「FAQ」をデザインする始まりでした。

カンディハウスにはなかった雰囲気。
 「FAQ」は899点のコンペ応募作の中で、今までにない視点で目を引いた作品でした。カンディハウスのラインナップにフォールディングチェアーがなかったことと、本来鉄素材が適したデザインをあえて木でつくろうという意外性と遊び心に可能性を感じたのです。大量生産型の家具とは異なる、新しい魅力を持たせられるのではと考えたことが、今回の挑戦につながりました。

吉田 智史  Satoshi Yoshida
大阪生まれ。2006年大阪芸術大学インダストリアルデザインコース学士課程修了後、TERUHIRO YANAGIHARA/ISOLATION UNIT勤務を経て2007-2010年フィンランド国立アアルト大学に在籍、家具デザイン修士課程修了。現在ヘルシンキを拠点にデザイナーとして活動中。

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